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知らずに便を漏らしてしまう原因と対策

 2018/10/24 健康
この記事は約 6 分で読めます。 221 Views

思い切ってカミングアウトします。私は数年前から、便失禁に悩まされています。それほどひんぱんではありませんが、つい最近このおかげでとんでもない目にあいました。それについては後述しますが、どうして知らないうちに漏れてしまうのか、原因と対策について書いた記事なので、どうぞご一読ください。

 

1. 知らずに漏らしてしまう原因とは

便が漏れてしまう原因は、肛門括約筋の損傷や衰えです。通常ですと、病気で肛門の手術をした人や高齢者にこの症状が見られます。しかし若い人でも、たとえば妊婦さんや出産した人、またひどい便秘の人などにも、便失禁で悩む人は多いです。

さらに、便秘薬を多用した人にも見られ、私はこのタイプです。刺激性の便秘薬をしょっちゅう使うと、内肛門括約筋の感覚が鈍り、ゆるい便を感知しなくなってしまうのです。日常的に使っていたのはもう10年以上前なのに、長年の便秘も手伝ってすっかり筋肉が衰えてしまったんですね。

2. 外出先での応急処置

さて、私に起こったトンデモ事件についてお話ししましょう。

その日は、会社で一日かぎりの展示会の日で、いつもは絶対に着ないワンピースにジャケットという装いでした。

準備のためいつもより朝早く電車に乗り向かっていたのですが、急におなかが痛くなってきました。いつも出なくて苦労しているのに、きょうに限ってなんで下痢?  急行に乗っていたので途中下車もできず必死にがまんし、降りた駅でトイレに駆け込みなんとか間に合いました。

その後、展示会場で打ち合わせを終え、立ち上がり際にふとイスを見ると、なんか濡れたようになっています。えっ?と不安を覚えてトイレに行くと、なんと水っぽい便がモリモリ出ているではありませんか !!! それがワンピースまで浸みてしまっていたのです。

朝、駅のトイレで用を済ましてから4時間くらい経過していましたが、漏れている感覚がまったくなかったことに大ショック。これほど大量に漏らしたことも、人生で初めて、よりによって展示会の日に。

パニくっている場合ではなかったので、まずできるだけ便を取り除き、ワンピースを前後ろ逆に着なおして、洗面所で必死にシミの部分を洗いました。幸い、ニットのストンとした形だったのでこれができたんです。そして、近くのコンビニで、夜用ナプキン、ウェットティッシュ、ストッキングを購入、会場に戻りトイレへふたたび駆け込みました。

コンビニでは (ナチュ〇ル〇ーソンだったから)下着を売っていなかったので、汚れたまま1日過ごさなくてはいけない状況でした。なので、ウェットティッシュで自分のおしりと下着を何度も拭き、夜用ナプキンを2枚使用して、下着をはさんで外側と内側から糊面どうし向き合うようにセットしました。こうすることで、防水は完璧、これ以上服を汚すことはありません。ストッキングもはき替え、匂いはほぼなくなりました。もともと水っぽいカスのような便で、匂いは外には出ていなかったものの、これで一安心できました。ワンピースのシミが乾いたころ前後ろ元にもどし、夜の懇親会までを乗り切ったというわけです。

3. 知らぬ間に便が漏れてしまうパターンを知る

この壮絶な経験のあと、私が常に気を付けるようになったポイントは以下のふたつです。

  • 下痢をがまんしたあと、ふつうの便でも大量に出たあと、はとくに要注意。内肛門括約筋がゆるんだままになっている
  • このままだと、水様の便が漏れる可能性があるため、用を足したあとは念のため夜用ナプキンをあてる

ふつうサイズのナプキンだとはみ出るかもしれないので、必ず夜用ナプキンを使用します。

内肛門括約筋は自分で開け閉めできず、自律神経がコントロールしています。ふだんは閉じていて、便が下りてきたらそれを感知して緩む仕組みになっています。

知らぬ間に便を漏らしてしまうということは、感覚が麻痺して筋肉がバカになり、肛門が緩んだあと元に戻らないということですね。いわば、伸び切ったゴムのようになっているんです。

3. ひきしめ体操で肛門の筋力をアップ

便失禁の初期の症状であれば、時間はかかりますが、毎日の体操で改善することができます。

立て膝して仰向け・椅子に着席・四つ這い・立位、どんな姿勢でもできるので、状況に合わせてリラックスできる姿勢で行ってください。

  1. おなかの力を抜き、肛門と膣をゆっくり締める。まわりの皮膚が吸い込まれていくような感覚で。
  2. 閉めたまま、ゆっくり5回数える
  3. 力を抜いてリラックス

この一連の動作をワンセットとし、これを1日に数回行います。無理のない範囲で、根気よく続けてみてください。

この体操は、骨盤底筋全体を鍛えるのに効果的で、肛門の感覚を復活させるだけでなく、出産で下がってしまった内臓を元に戻す働きもあるのです。

4. 専門医による治療法

専門の病院では、薬物療法、ハリ治療、電気刺激を与える方法、また電極を体に埋め込み電流を流す仙骨神経刺激療法、などを行っています。

仕事や家事育児に追われていると、病院に通うのもなかなか難しいですよね。しかし、自分の状況を正確に知るためには、専門医の見解を聞いてみるのも一理あると思います。

5. とにかく便秘を治すこと

私がこのような悲劇に見舞われたのも、もとはと言えば便秘が発端でした。

何をしても治らず、約2、3年くらいのあいだ刺激性の便秘薬を一日おきに飲んでいました。そのうち、薬を飲んでも出なくなる、という状況までになっていました。

それが15年くらい前の話で、その後薬に頼るのはやめようと決心し、それ以来一度も便秘薬は飲んでいません。すると当然ですがまた便秘が復活し、試行錯誤の繰り返し。いまでは完全に治ったわけではありませんが、便秘の間隔がせばまり、大きく改善されました。こちらの記事では、いろいろと工夫した点について解説しているので、参考にしてみてください。

6. まとめ

いかがでしたか?

私だって、いつの日か自分が便を漏らすようになるとは、夢にも思っていませんでした。

やはり、便秘を長いあいだ放置し、真剣に向かい合わなかったことが一番の原因だと思います。

便漏れの注意点として、

  • どういう場面で漏れやすいか自分の状況を把握する
  • 万が一のため、夜用ナプキンを携帯する
  • 地道に骨盤底筋のトレーニングを続ける
  • 便秘のある人は改善する

ということについて説明いたしました。

すぐには治らないものの、地道にトレーニングを続ければ必ず快方に向かうので、あきらめずにケアしていきましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

hana

hana

こんにちは、hanaです。

機能不全の家庭に育ち、なんとか大学まで卒業。転職12回、引っ越し22回。イギリスでの生活も経験、現在は会社員。成人しているのにいまだに居座る子供ふたりと猫の小春との生活を満喫しています。