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更年期になっても美肌を保つスキンケアとは ?

 2017/03/05 美容
この記事は約 14 分で読めます。 1,446 Views

 

更年期に突入すると、からだだけでなく肌にも様々な変化があらわれます。

「なんとなくハリがなくなった」
「お手入れしているのに肌がくすんでいる」
「うっすらとシミが浮いている」
「肌がいつも乾燥している」
「知らぬ間にフェイスラインがエビス様 !? (泣)」

こんな経験をされていらっしゃるかたは多いのではないでしょうか。

しかし、もう年だから。。。とあきらめるのはまだ早いと思います。
最近の40代、50代女性は、まだまだ現役で子育てをして、バリバリ仕事もこなし、忙しくも充実した日々を過ごしている人がたくさんいらっしゃいます。ですから、若く見られたい、美しさもずっと保ちたいと思うのは当然ですよね。

更年期に起こる変化を知り、肌だけにフォーカスするのではなく、トータルでケアをしていくことが美肌を保つ秘訣となります。

それでは、肌トラブルの元凶、「女性ホルモンの減少」と「糖化」について詳しく見ていきたいと思います。

美をつかさどる女性ホルモンが減少すると ?

 

 

 

更年期女性のからだに起きるさまざまな不調は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少がおもな原因です。エストロゲンは妊娠、出産を支えるだけでなく、自律神経、精神、骨、皮膚、脳など、およそ400にも及ぶ機能に関わっているのです。

人によって程度はさまざまですが、更年期には以下のような不快な症状があらわれてきます。

イライラするなどの精神不安定
脂質代謝が低下して太りやすくなる
急に汗が噴き出す
動悸がいきなりはげしくなる
骨や血管がもろくなる
肌や髪にツヤがなくなる

お肌の変化は目に見える部分だけに、よけいに気になりますね。

エストロゲンの減少にともない、肌の水分保湿成分(セラミドなど)が、20代のころと比べて半分にまで低下してしまいます。また、皮脂分泌の量も減少するため、お肌はますます乾燥しやすくなります。
そうすると、シミやシワ、たるみ、など好ましくない状態にすすんでしまうので、まずは乾燥対策、そして各部位のケアを同時進行でするように心がけてください。

乾燥はシミの原因のひとつ

日焼け止めを塗っていてもあらわれる、憎っくきシミ。
肌が乾燥して、紫外線から守ってくれるはずのバリア機能が弱ってしまうと、ますますシミができやすくなってしまいます。
シミにはいくつかタイプがありますが、顔に多く見られるのは以下の2つです。

 

老人性色素班

一般的にシミといえば、老人性色素斑のタイプがもっとも多く見られます。
長年蓄積した紫外線の影響で出てくるので、日焼け止めを塗っても解決になりません。

できてしまったシミを消すためには、ケミカルピーリング、医療レーザー、光(フォト)治療、外用薬などの医療処置が必要となります。

外用薬については、ハイドロキノンとトレチノインのダブル処方が有名です。強い美白効果がありますが、人によっては刺激が強すぎて、副作用が出ることもあります。

その場合は、最近注目の新しい美白成分「ルミキシル」を処方するクリニックも増えてきました。

ルミキシルは非毒、低刺激なので、更年期女性の敏感な肌にも安心して使うことができます。また、ハイドロキノンの17倍のメラニン抑制効果があり、低濃度でも十分な効果を期待できます。

ここで確認しておきたいのは、17倍のメラニン抑制効果、であって、色を薄くする効果ではないことです。

ハイドロキノンはすでにできてしまったシミを白くしますが、ルミキシルはシミができないように作用するのです。

ですから、即効性を重視して確実にシミを薄くしたいならハイドロキノン、時間はかかっても低刺激で長く使用するならルミキシル、と使い分けるのがいいでしょう。

ハイドロキノンとトレチノイン、ルミキシルは、市販されているものや、個人輸入で手軽に入手できるものがあります。しかし、配合されているパーセンテージによって効果の出かたもさまざまですし、副作用が出ることもあるので、皮膚科医師と相談のうえ選択していくことをおすすめします。

 

脂漏性角化症

老人性イボとも呼ばれるように高齢者の顔や手に多く見られますが、早ければ20代、30代の人にもあらわれることがあります。

露出している皮膚が紫外線によってダメージを受け、そこが老化現象によって隆起したシミを形成してしまいます。
ポツッとしたイボ状のものから、薄茶色のシミが平べったく隆起したようなものまで、形状はさまざまです。

完全に取りのぞくとすれば、液体窒素、電気メス、レーザー照射などの方法がありますが、いずれも皮膚科での処置となります。医師の診断を受けて、ご自分に合った治療を選択するようにしましょう。

じつは、私もこめかみの部分に脂漏性角化症と思われる目立つシミができて、かれこれ20年近くになります。痛くもかゆくもなく、髪の毛で隠れてしまうような場所なので、ずっと放置していました。

でも、他にもシミが増えつつありいろいろ調べていたら、ヘパリン類似物質配合が脂漏性角化症にも効くという記事を見つけました。

ヘパリン類似物質とは、皮膚科でひどい乾燥肌に処方されるヒルドイドのことです。
傷あとを目立たなくするアットノンという市販薬の主成分でもあります。
保湿、血行促進、抗炎症効果があるので、皮膚の新陳代謝が活発になり、傷あとが目立たなくなるんですね。
それなら、傷ではないけれど隆起したシミにも効くだろうと思ったわけです。

ただ、即効性はなく、数か月から1年くらいかけて色が薄くなってくるようです。
私はノバルティスファーマのHPクリーム(写真) をシミの部分に塗っています。
ヒルドイドと同様に、ヘパリン類似物質が0.3%配合されています。
注意点として顔や目の周辺、粘膜には使用しないようにと書かれているので、顔への使用についてはご自身で判断のうえお願いいたします。
赤ちゃんにも使えるクリームなので、私は大丈夫だと思って使っています。
気になるかたは、顔にも使えるローションタイプのものがおすすめです。

 

乾燥しているのにニキビが出現 !?

更年期には、エストロゲンの減少によって肌が乾燥するのに、一方ではもうひとつの女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌が増加して皮脂の分泌を一時的にうながしてしまいます。

そうすると、乾燥しているのにニキビができやすくなるのです。更年期の場合は、フェイスラインなど顔の下半分にできることが多いです。

さらに、ターンオーバーの乱れによって角質がたまり毛穴がつまると、皮脂の分泌に拍車がかかることに。

そこで、更年期ニキビの対処法は、保湿がカギとなります。十分に肌がうるおえば、皮脂の分泌も落ち着き、肌トラブルが減ってきます。

また、あごにニキビが出やすいので、洗顔のすすぎはしっかりして、そのあと保湿を徹底するようにしてください。

 

乾燥によるシワ

更年期にシワがみるみる増加するのも、女性ホルモンの減少によって肌のハリやうるおいが失われることが原因です。

乾燥がひどくなると、肌はこれ以上水分を失わないよう防御反応がはたらき、角質細胞が増殖します。すると、硬くなった角質層のキメが乱れて隙間ができ、それがシワになってしまうのです。
皮膚の薄い目のまわり、口元、額などにできやすく、表皮にできるシワなので皮膚をひっぱると見えなくなる程度のものです。
しかし、放置するとシワとシワが結び付き、真皮性の深いシワに発展してしまうので、注意が必要です。
このような乾燥シワには、ヒアルロン酸、セラミド、プロテオグリカンなどを含む化粧品を使用すれば、シワが太くならないよう防ぐことができます。
各保湿成分は以下のような特徴があります。

 

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はもともと真皮にそなわっている成分ですが、高分子なため肌の奥まで浸透することはありません。
しかし、水分をかかえこむ力にすぐれているため、表皮にとどまり水分の蒸発を防いでくれます。その保湿力でちりめんジワの予防や改善には効果が期待できます。

近年では低分子ヒアルロン酸が開発され、肌への浸透力にすぐれた化粧品も出ており、サラッとした使い心地ですが高分子とくらべて保湿力に劣ります。

いずれにしても使用感やニーズに合わせて選んでみましょう。

 

セラミド

セラミドは角質層にある細胞間脂質のひとつで、角質細胞同士をつなぐ役目をしています。年齢とともに減少していきますが、これに近い成分である「ヒト型セラミド」が含まれた化粧品がおすすめです。

セラミドは高価なので、ヒト型セラミドが主成分であれば、化粧品もそれなりに値がはります。

セラミドと書いてあるのに安価なものであれば、石油系の「疑似セラミド」や米ぬかなど植物由来の「植物性セラミド」の可能性があり、効果もそれほど期待できません。

ヒト型セラミドにはいくつかの種類がありますが、とくにセラミド1、2、3が化粧品によく使われるものです。

セラミド1は肌のバリア機能をサポート、セラミド2、3はすぐれた保湿力やシワを薄くする効果があり、乾燥肌用のスキンケア化粧品に多く含まれます。

セラミド6IIは、ターンオーバーの促進、シワの軽減といった効果が期待できます。

化粧品の成分表示欄の確認の仕方ですが、数年前に表示法が変わったため、2種類の表記が見受けられます。
旧表示は発見された順番に番号をふって1、2、3…となっていましたが、新表示にはアルファベットが使われます。
以下が新旧表示の比較になります。

旧表示 新表示
セラミド 1 セラミド EOP
セラミド 2 セラミド NS
セラミド 3 セラミド NP
セラミド 6II セラミド AP

ヒト型セラミドであれば上記のように表示されるので、化粧品を選ぶ際に参考にしてくださいね。

プロテオグリカン

近年大注目のプロテオグリカンは、もともとヒトや動物の皮膚・軟骨に存在する成分です。
抽出がむずかしく以前は大変高価でしたが、抽出方法が発明されてからは広く美容・医療の分野で商品が開発されてきました。

プロテオグリカンが配合された化粧品には、以下のような特徴があります。

・抗炎症
・抗酸化
・肌再生
保湿力はヒアルロン酸の130倍
・さらっとした使い心地

シミやしわ、たるみに大きな効果が期待できる成分で、分子が小さいため肌への浸透力も高く、肌内部の乾燥(インナードライ)に効果を発揮します。

また化粧品で肌に塗るだけでなく、経口摂取による効果もあるといわれます。

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ライター紹介 ライター一覧

hana

hana

こんにちは、hanaです。

機能不全の家庭に育ち、なんとか大学まで卒業。転職12回、引っ越し22回。イギリスでの生活も経験、現在は会社員。成人しているのにいまだに居座る子供ふたりと猫の小春との生活を満喫しています。